[用語説明]CDNとCDNエッジ

CDN

content delivery network の略

CDN説明

画像引用 : wikiより

wiki

ウェブコンテンツをインターネット経由で配信するために最適化されたネットワークのことである。コンテンツ配信網とも呼ばれる

  • 大手Akamaiが1990年代に提唱したといわれているコンテンツを配信するためのネットワーク。
  • 単なるスケールアウトではなく、世界各地の様々な都市にキャッシュミラーサーバーを設置し距離的に一番近い場所にあるサーバを自動で選択できる

アクセスポイントマップ例

Cloudflare アクセスポイントマップ

画像引用 : Cloudflareのグローバルネットワークより

サーバ構成


  ┌─> DNSで名前解決。
  │
クライアント ─> キャッシュ・サーバ(CDNエッジサーバー) ─> オリジン・サーバ
  • オリジン・サーバ

元のデータが入っているサーバ

  • キャッシュ・サーバ (CDNエッジサーバー)

データを代わりに配信してくれるサーバで、エッジ・サーバと呼ぶ場合もある。 リバース・プロキシ(リバース・プロキシ・キャッシュ)的に動作する。

CDNエッジサーバー

エッジという単語自体はより広い意味を持ち、ここで扱うのはあくまでCDNエッジとなります。

上記サーバ構成::キャッシュサーバー
ユーザーの地理的に近いキャッシュサーバーが自動的に選択される。

  • アメリカのユーザー → アメリカのキャッシュサーバー
  • 東京のユーザー → 東京のキャッシュサーバー

レイテンシの遅延について

世界でサービスする場合、CDNを利用するメリットはあるでしょう。 では、国内サービスでCDNによる複数拠点は意味があるのでしょうか?

下記は都内から各地にping測定した結果です、下記のように国内限定でも遅延が発生します。

net_ping_result

  • 東京でホスティングして東京でのみテストしている場合、北海道や九州のユーザーは想定より遅延が発生しユーザー体験(UX)が損なわれる。
  • 北海道でホスティングしてるレンタルサーバーを利用した場合、北海道以外のユーザーは大きな遅延がでてUXが損なわれます。
  • 海外の日本人がアクセスした場合レイテンシ遅延が発生する。

参考

© 2023 Dev Blog