[用語説明]エッジコンピューティング

エッジコンピューティングとは?

CDNエッジサーバー上で提供されるコンピューティングサービス

cdn-edge-server-placement

画像引用 : Cludflare 公式より

下記より参考 : (Cloudflare 公式)エッジコンピューティングとは?

エッジコンピューティングとは、遅延と帯域幅の消費を低減するために、演算処理を可能な限りデータのソースに近づけることに焦点を当てたネットワークの基本方針です。

エッジコンピューティングと従来のクラウドの比較

クラウドコンピューティング

データセンターで動作する集約型アププリケーション

  • 1リージョンで動作(東京 or ニューヨーク のみ等)
  • AWSのEC2・RDS・Lambdaなどのサービスは基本的に1リージョンで、指定したリージョン(CDNエッジ)以外からは遅延が発生しUX損失が発生します。

エッジコンピューティング

ユーザーに近い場所、デバイスまたはネットワークエッジ上で動作する、集約型アプリケーション

  • 全リージョンで動作
  • 遅延によるUX損失の解決手段
  • CloudFlareのサービスは多くのサービスはマルチリージョンで元から動作し、遅延が抑えられリッチなUXが得られる。

エッジコンピューティングのこれから

従来CDNはリソースキャッシュが主な運用方法でしたが、CDNエッジでより多くの運用を行うようになっており徐々にCDNエッジでできる守備範囲は広がっている。

Cloudflareの例では

  • セキュリティ
    • Waf
    • DDos攻撃対策
  • VPC
  • DNS
  • CDN
    • コンテンツキャッシュ
    • CDN エッジ JAMstack ホスティング (Cloudflare Pages)
    • CDN エッジ Faas (Cloudflare Woker)
    • CDN エッジ Key-Value Store (Cloudflare Woker KV)
  • VPN
  • 認証
  • SSL化
    • SSL鍵の管理

等があり、今後も増えて行く予定。

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